一般財団法人環境イノベーション情報機構
モントリオール・プロセス2009年概要レポート起草委員会 開催
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2009.03.09 【情報源】林野庁/2009.03.09 発表
林野庁は、平成21年3月3日から6日かけて東京港区の三田共用会議所で「モントリオール・プロセス」2009年概要レポートの起草委員会を開催したと発表。モントリオール・プロセスは、持続可能な森林経営のための「基準・指標」の作成・活用を目的に、1993年に欧州を除く温帯・寒帯林諸国(12ヵ国)が参加して発足した枠組。同起草委員会には、参加12ヶ国(米国、カナダ、メキシコ、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア、中国、韓国及び日本)の森林関係行政官及び研究者が出席し、モントリオール・プロセス全体としての取組を紹介する概要レポートの作成に向けて、気候変動、生物多様性、水及びエネルギーの4課題を取り上げ、参加各国から、レポートに盛り込むこととしている基準・指標に基づく優良な取組事例が紹介され、意見交換が行われた。
今後、平成21年6月の第20回総会を通じ内容を検討の後、10月にアルゼンチンで行われる第13回世界林業会議までに取りまとめられる予定。【林野庁】