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環境ニュース[国内]

「重要湿地500か所」を最終的にとりまとめ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2001.12.28 【情報源】環境省/2001.12.27 発表

 環境省では平成13年10月11日に中間報告として発表していた、全国の「重要湿地500か所」の選定について、最終的なとりまとめを行った。
 中間報告では、湿原、河川湖沼干潟藻場マングローブ林サンゴ礁などのうち生物の生息地として規模の大きな湿地や希少種が生息している湿地を選定していたが、その後さらに、生物の生息状況などを細部にわたって整理し、若干の追加・統合・分離を行っている。ただし、湿地の総数は中間報告と同じく500か所としている。
 なお、この500か所を湿地タイプごとに分類すると、(1)湿原(雪田草原等を含む)110、(2)藻場104、(3)湖沼77、(4)河川69、(5)ため池・水路など人工的な湿地51、(6)干潟50、(7)マングローブ林26、(8)サンゴ礁26、(9)湧水地15、(10)砂浜13、(11)他の分類に入らない浅海域11、(12)塩性湿地10、(13)地下水系6−−となっている。
 環境省では今回の重要湿地リストについて、保全地域の指定に活用するとともに、開発計画に際して事業者に保全上の配慮を促すための基礎資料として役立てたいとしている。【環境省】

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