一般財団法人環境イノベーション情報機構
埋設農薬調査・掘削についての暫定マニュアルを作成
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2001.12.27 【情報源】環境省/2001.12.26 発表
環境省は平成13年12月26日、「埋設農薬調査・掘削等暫定マニュアル」をとりまとめ、都道府県などに通知した。平成13年5月に採択された「残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約」では、POPsの備蓄量の特定や環境上適正な方法での管理、POPs廃棄物の適正な処分が求められており、今後、過去に埋設処理された農薬についても、埋設状況を確認し、改めて万全の措置をとることが求められている。
このため、今回のマニュアルでは、POPsに関するストックホルム条約の対象物質のうち、日本国内で農薬としての使用実績などがある7物質を含む農薬について、埋設場所周辺の環境調査、周辺環境への危惧が大きいと判断された場合の掘削・保管作業の手順、具体的な留意事項などをまとめている。【環境省】