一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 皇居外苑のお濠(牛ヶ淵)を水抜き
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.02.02 【情報源】環境省/2009.01.30 発表
環境省は、皇居外苑濠の牛ヶ淵で2月3日から3月3日まで、掻い掘り(水抜き)を行い、外来種の生息確認、繁茂しているハスの根茎を除く作業を行うと発表した。皇居外苑濠は恒常的な水量不足や濠水の循環が少ないことなどから一部の濠では水質の悪化が見られ、夏場におけるアオコ発生などの問題が生じている。
牛ヶ淵は平成15年2月の掻い掘り後、水質(クロロフィルa、COD等)が改善されたが、昨年あたりから水質の悪化が見られるようになっていた。
皇居外苑濠については、現在、全体の水環境改善の検討を行っており、この検討作業に必要な湧水や濠の生きものなどに関するデータも収集する予定。【環境省】