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環境ニュース[国内]

国際漁業再編対策に基づくまぐろはえ縄漁業の国際減船の実施について

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.01.30 【情報源】水産庁/2009.01.30 発表

 水産庁は、まぐろはえ縄漁船の減船を実施すると発表した。
 20年11月のICCAT(大西洋まぐろ類保存国際委員会)において大西洋クロマグロ漁獲量の3割削減が、また、同年12月のWCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)においてメバチ漁獲量の3割削減が合意された。
 このような状況を踏まえ、今後の業界の対応を聴取したところ、まぐろはえ縄関係業界から、国際漁業再編対策の適用が要請された。
 このため、遠洋まぐろはえ縄漁業及び近海まぐろはえ縄漁業に対し、国際漁業再編対策を講じることになったもの。
 同庁では、平成11年に指定した遠洋まぐろはえ縄漁業に加え、近海まぐろはえ縄漁業を対象漁業として指定するとともに、これらの漁業の再編整備に関する基本方針を策定、減船漁業者に対して「救済費交付金」(経費の補てん等)及び「不要漁船処理費交付金」(漁船のスクラップ処分に伴う損失の補てん)を交付することにした。
 なお、減船隻数は、基本方針に従って関係団体が作成する計画により決定される。【水産庁】

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