一般財団法人環境イノベーション情報機構
アルゼンチン 干ばつにより農産物に大きな被害
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.01.29 【情報源】気象庁/2009.01.29 発表
気象庁は、アルゼンチン北東部では少雨傾向が続き、干ばつによる農産物への大きな被害が発生していると発表した。アルゼンチン北東部では、2008年12月の月降水量が平年を大きく下回り、各地で異常少雨となり、2009年1月に入ってからも、一部で降水があったものの、アルゼンチン北東部の大半の地点で少雨傾向が続いている。
2008年12月現在、中部〜東部太平洋赤道域では海面水温が下がり、ラニーニャ現象発生時の特徴が見られた。アルゼンチン北東部は過去のラニーニャ現象時に少雨となる傾向があることから、同庁では今回の異常少雨に太平洋の海面水温の状況が影響していた可能性があるとしている。【気象庁】