一般財団法人環境イノベーション情報機構
08年世界の天候 アジアからヨーロッパにかけて異常高温多発
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.12.22 【情報源】気象庁/2008.12.22 発表
気象庁は、2008年3月以降、アジアからアフリカ北部にかけ異常高温が多発したとする、2008年の世界の天候をとりまとめ12月22日に発表した。発表によると、08年にはシベリア南部からアフリカ北部で、3月以降たびたび異常高温となった。特にモンゴルのウランバートルでは3月の月平均気温が平年よりも6.6℃高い-2.4℃であった。
また気象災害としては、アフガニスタンで800人以上の死者が伝えられた中国から中央アジアの寒波(1〜2月)、640人以上の死亡が伝えられたフィリピンの台風や大雨(6〜11月)、13万人以上の死者が伝えられたミャンマーのサイクロン(5月)、2,700人以上の死者が報じられたインド北部周辺の大雨(6〜9月)、ウクライナの大雨(7月)、アルジェリアおよびイエメンの大雨(10月)、米国中西部の大雨(6月)、米国南部からカリブ海諸国のハリケーン(8〜9月)などが報告されている。【気象庁】