一般財団法人環境イノベーション情報機構
08年平均気温速報値 世界は観測史上10位、国内は13位高温の見込み
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.12.15 【情報源】気象庁/2008.12.15 発表
気象庁は2008年12月15日、08年の世界と日本の年平均気温速報値を発表した。この世界の平均気温発表データは、陸上で観測された気温データと海面水温データを使って算出する統計手法によるもので、08年は平年(1971年から2000年の平均値)より0.20度高く、統計が始まった1891年以降のデータ中では、10番目の高温だとしている。
また、日本の平均気温と平年との差はプラス0.41度で、統計を開始した1898年以降では13番目に高い値となる見込み。
なお、この100年で世界の平均気温は0.67℃、日本の平均気温は1.11℃上昇しており、特に1990年代以降高温となる年が頻発している。
気象庁ではその要因を「二酸化炭素の増加による地球温暖化の影響に、数年〜数十年規模で繰り返される自然変動が重なったため」としている。【気象庁】