一般財団法人環境イノベーション情報機構
農水省 クリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト政府承認審査結果を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.11.04 【情報源】農林水産省/2008.10.31 発表
農林水産省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)にかかるプロジェクトが、平成20年10月31日までに「京都メカニズム推進・活用会議」で承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。今回承認されたのは、出光興産株式会社、沖縄電力株式会社、サントリー株式会社、社団法人日本鉄鋼連盟、住友化学株式会社、住友共同電力株式会社、石油資源開発株式会社及び東京電力株式会社の8法人が申請していた中国及びモルドバ共和国で実施される2件のプロジェクト。
CO2吸収量は、中国で実施される「広西珠江流域管理のための再植林促進プロジェクト」が30年間の合計で約77万トンCO2、モルドバ共和国で実施される「モルドバ土壌保全プロジェクト」では20年間の合計で約363万トンCO2と予測している。
なお、日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。【農林水産省】