一般財団法人環境イノベーション情報機構
アジア各国のニーズに応える 平成20年度コベネフィットCDMモデル事業(第二次募集) 1件を採択
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2008.10.24 【情報源】環境省/2008.10.23 発表
環境省は、平成20年度コベネフィットCDMモデル事業の第二次募集(10月9日〜20日)に対して、1件を採択したと発表。同事業は今年度より実施された事業で、大気汚染、水質汚濁等の公害問題が顕在化しつつあるアジア各国のニーズに対応したCDM事業をモデル事業として実施し、温暖化対策と公害対策のコベネフィットの実現を目指したコベネフィットCDM事業の拡大・推進を図るもの。
発生するクレジットの50〜100%を無償移転することを条件に、コベネフィットを実現するCDMプロジェクトの初期投資の2分の1(交付額の上限は二次募集では1.6億円)が補助される。
今回採択された案件は、「エタノール工場における排水浄化とバイオガス発電事業」で、株式会社エックス都市研究所がタイで実施するもの。【環境省】