平成20年度3R推進月間の主要行事を発表

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2008.09.29 【情報源】環境省／2008.09.26 発表

　環境省は平成20年9月26日、内閣府、経産省、財務省、文科省、厚労省、農水省、国交省の7府省とともに実施する平成20年10月の「3R（注1）推進月間」での3R普及啓発活動の内容を公表した。
　「3R推進月間」は従来の「リサイクル推進月間」を平成14年度に改称した名称。平成13年に施行された「循環型社会形成推進基本法」、「資源有効利用促進法」の中にリサイクルにリデュース（廃棄物削減）、リユース（再利用）も加えた、いわゆる「3R」の取組みが循環型社会形成に重要であるとの考えが盛り込まれたことを受けての改称だった。
　環境省は、山形県、山形市、3R活動推進フォーラムなどと、「第3回3R推進全国大会日」（開催日：10月23日〜26日、会場：山形ビッグウィングの山形国際交流プラザ）を開催。また、各地方環境事務所も、3R活動に関する大会を開催する。
　内閣府、経済産業省、環境省、3R活動推進フォーラムと全国の都道府県は、「環境にやさしい買い物キャンペーン」を実施し、「買い物」における3R行動の実践を呼びかけるとのこと。全国の流通業者88社（46,435店舗）が参加する予定。
　財務省は、「税関による貨物開披検査への環境省職員の立会強化」、「輸出入関係事業者へのパンフレット、バーゼル法等説明会の案内配布等を通じた廃棄物等輸出入管理制度や事前相談制度に関する周知」など、廃棄物等の不法輸出入監視に係る取組の強化を行う。
　その他にも、各地方公共団体、関係団体において、講演会や展示、各種キャンペーン等、様々な行事が行われる予定。【環境省】


（注1）廃棄物の発生抑制（リデュース）、資源・製品の再使用（リユース）、再生利用（リサイクル）のこと。