一般財団法人環境イノベーション情報機構
汚水処理施設整備人口、1億635万人に 〜平成19年度末汚水処理人口普及状況発表
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2008.08.25 【情報源】環境省/2008.08.22 発表
農林水産省、国土交通省、環境省の三省は平成20年8月22日、平成19年度末時点の全国の汚水処理施設整備人口が1億635万人に達したと発表した。このデータは下水道、農業集落排水施設、浄化槽、コミュニティ・プラントなどの汚水処理施設の整備状況を、人口で表した指標を用いて表わしたもので、平成8年度末の状況から公表されている。
公表された1億635万人という数は、平成18年度末と比較すると167万人の増加。これを総人口に対する割合でみた整備率は83.7%で、平成18年度末の82.4%よりやや上昇している。
ただし、大都市と中小市町村の汚水処理施設整備状況は、依然として大きな格差があり、人口5万人未満の市町村での整備率はまだ67.6%にすぎない。
なお整備人口を処理施設別に見ると、下水道によるものは9,111万人、農業集落排水施設によるものは370万人、浄化槽によるものは1,121万人、コミュニティ・プラントによるものは33万人だった。【農林水産省】【国土交通省】【環境省】