一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成20年度「生物多様性保全推進支援事業」2次募集開始
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2008.07.18 【情報源】環境省/2008.07.17 発表
環境省は、国土全体の生物多様性の保全再生を着実に進めることで、自然共生社会づくりを推進するため、平成20年度より、地域における生物多様性の保全再生に資する活動等を支援する「生物多様性保全推進支援事業」を創設し、その対象となる活動等の2次募集すると発表した。この事業は、自然共生社会づくりを着実に進めていくため、地域における生物多様性の保全再生に資する活動等に対し、国からの委託を行うとともに、活動等に必要な経費の一部を国が交付するもで、一次募集では埼玉県のムサシトミヨ保全推進協議会が実施する「ムサシトミヨ保全事業」など11件の事業が採択されていた。
委託費と交付金の割合は概ね1:9とし、委託費と交付金の合計は1,000万円を目安として交付される。
対象となる事業は以下のとおり。
(1)委託事業(地域生物多様性保全委託事業)
協議会の運営、事業実施計画の策定、協議会の活動に関する広報、効果の把握・評価等を行うために必要な経費の総額の原則100%が交付される。
(2)交付金事業(地域生物多様性保全活動支援事業)
下記支援メニューのいずれかに合致する活動等であって、地域における生物多様性の保全再生に資する活動等を実施するために必要な経費の総額の50%を上限として交付される。
・野生動植物保護管理対策
・外来生物防除対策
・重要生物多様性地域保全再生
応募資格は原則として2以上の主体から構成され、地方公共団体等の参加が得られた地域生物多様性協議会、または事業開始までに協議会の設置が見込まれる地方公共団体等としている。
応募方法は規程の「事業計画書」2部を20年8月15日必着で各地方環境事務所又は自然環境事務所に提出しなければならない。【環境省】