一般財団法人環境イノベーション情報機構
中央環境審議会、PRTR法指定物質の見直しについて答申
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2008.07.15 【情報源】環境省/2008.07.11 発表
環境省は、PRTR法の指定物質の見直しについて、中環審から答申があったと発表。同法に基づく第一種指定化学物質および第二種指定化学物質の指定の見直しについて、環境大臣が中央環境審議会に対して平成19年9月28日付けで諮問した件について、薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会PRTR対象物質調査会、化学物質審議会管理部会、中央環境審議会環境保健部会PRTR対象物質等専門委員会の合同会合で検討してきたもの。今回の見直し作業の結果、有害性・暴露情報がPRTR法の物質選定基準に合致する物質は、第一種指定化学物質として463物質(うち特定第一種指定化学物質に該当する物質は15物質)、第二種指定化学物質として100物質であり、あわせて563物質が選定された。
環境省は本答申を踏まえて、経済産業省とともに、政令改正及び周知等の所要の措置を講じていく予定とのこと。
なお、PRTR法(化管法)は、化学物質排出・移動量届出(PRTR)制度や、化学物質安全性データシート(MSDS)制度を通じ、事業者による化学物質自主管理の改善を促進し、環境保全上の支障を未然防止することを目的に、平成11年7月に制定された法律。【環境省】