一般財団法人環境イノベーション情報機構
神宮球場でリユースカップ導入実証試験調査実施へ
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2008.07.03 【情報源】環境省/2008.07.01 発表
環境省は明治神宮野球場で、「リユースカップの導入実証試験」の調査を実施すると発表。多くの観客が集まるスポーツ競技場やイベント会場等では、使い捨ての飲料容器が多く使用され、大量のごみの発生源となっている。一部のサッカー場やコンサート会場等においては、紙コップなどの使い捨ての容器に代わり、再使用可能なプラスチック製容器(リユースカップ)の利用が促進され、ごみの減量と資源の有効利用が図られているが、観客動員数、年間試合数でサッカー場を大幅に上回る野球場において、こういった取組はほとんど行われていない。
このため、環境省は、全国的に、また世界的にも環境問題に関心の高まる北海道洞爺湖サミットの機会を捉えて、ライフ・サイクル・アセスメント(LCA)やコスト分析、運営等の調査を実施する予定。
・実施場所:明治神宮野球場
・実施期間:7月8日〜7月10日 ヤクルト対横浜 3連戦
コカ・コーラ社のソフトドリンクを、リユースカップ540mlを用いて野球場内12店舗で販売する。リユースカップは、販売店、返却ボックス等により回収した後、衛生上、適切に洗浄・乾燥し、リユースを実施する。
リユースカップを用いたソフトドリンクを販売店で購入された方には、QRコードによるアンケートに御協力していただくため、東京ヤクルトスワローズ選手の「写真付きうちわ」を配布する予定とのこと。【環境省】