ＰＲＴＲ目安箱が新たに設置

【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2008.05.26 【情報源】環境省／2008.05.26 発表

　環境省及び経済産業省では、ＰＲＴＲ（化学物質排出・移動量届出制度：Pollutant Release and Transfer Register）届出に関して、ＰＲＴＲデータの信頼性や届出等にかかる問題について広く一般市民から情報提供を受け付ける窓口として、「ＰＲＴＲ目安箱」を設置したと発表。
　平成１３年１月に「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」（化管法）に基づくＰＲＴＲ制度が導入された。この制度では、第一種指定化学物質等取扱事業者が、事業活動に伴って環境中に排出するまたは廃棄物に含まれて移動する第一種指定化学物質の量を、事業者が自ら把握して主務大臣に届け出ることが義務付けられ、届出を行わず、または虚偽の届出をした者には、過料が適用される旨同法に規定された。
　化管法は、ＰＲＴＲ制度及びＭＳＤＳ制度の適切な実施等により、事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することを目的としており、第一種指定化学物質の排出状況に関して理解を深める上で基本となる情報として、ＰＲＴＲデータの適切な届出が強く求められている。
　情報提供は、必要事項を記入の上、以下の担当窓口まで郵送もしくはメールにて送付することで受け付けられるとしている。
【担当窓口】
・環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課内ＰＲＴＲ目安箱係
　郵送：〒100-8916　東京都千代田区霞が関1-2-2
　FAX：03-3580-3596
　E-mail： prtr-meyasubako@env.go.jp
・経産省製造産業局化学物質管理課内　ＰＲＴＲ目安箱係
　郵送：〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
　FAX: 03-3580-6347
　E-mail： prtr-meyasubako@meti.go.jp