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環境ニュース[国内]

ヒートアイランド対策技術の20年度実証運営機関 決定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2008.04.28 【情報源】環境省/2008.04.25 発表

 環境省は平成20年4月25日、20年度から実施する「環境技術実証事業」のうち、ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減技術)の実証運営機関として、(財)建材試験センターを選定したと発表した。
 環境技術実証事業は、すでに適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。
 今回評価対象とするヒートアイランド対策技術は、建築物に後付け可能な外皮技術で、室内冷房負荷を低減させることによって人工排熱を減少させ、ヒートアイランド対策効果が得られる緑化以外の技術。例としては、入射日射量を削減させる「窓用日射遮蔽フィルム」、ガラス面にコーティングする技術、既存のガラス枠に取り付けることが可能な複層ガラスなど。
 今後は、実証運営機関において、実証試験要領及び手数料項目等についての検討を行い、その後、地方公共団体や公益法人及び特定非営利活動法人を対象に実証機関の公募を行う予定。【環境省】

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