一般財団法人環境イノベーション情報機構
那須御用邸用地の一部 宮内庁から環境省へ所管換
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2008.04.02 【情報源】環境省/2008.03.28 発表
環境省は、今回の所管換を受けるにあたり、本地域が豊かで多様な自然環境が残され、日光国立公園の区域に含まれている那須御用邸用地の一部であることから、今回の所管換の目的に沿って今後実現すべき保全整備のあり方について、有識者等からなる検討会の意見等をふまえ、「日光国立公園「那須の森(仮称)」保全整備構想」として20年3月28日までに取りまとめ、公表している。この構想は、(1)自然体験、自然学習、自然と人間との共生のあり方を学ぶ場とすること、(2)自然特性を踏まえたゾーン区分とし、保全整備すること、(3)自然環境モニタリングを実施し、成果を管理等に反映すること、(4)二次林の維持管理のための能動的管理を行うこと、(5)自然ふれあい推進の指導者養成の全国的な拠点として整備運営を図ること−−等の基本的な方針のもと、今後目指すべき所管地の保全整備の目標、留意事項等を示したもの。
今後、所管換を受けた地域が自然体験、自然学習の場として広く国民の利用に供されるよう、本構想に基づき、保全整備を図っていく予定。【環境省】