一般財団法人環境イノベーション情報機構
20〜24年度の廃棄物処理施設整備計画 閣議決定
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2008.03.25 【情報源】環境省/2008.03.24 発表
平成20年3月25日の閣議で、平成20年度から24年度までを計画期間とした廃棄物処理施設整備計画が決定される。「廃棄物処理施設整備計画」は廃棄物処理法第5条の3の規定に基づいて5年ごとに策定される計画で、これまで昭和38年度から平成19年度まで9次にわたり策定されている。日本の廃棄物処理施設はこの計画に基づき整備が進められている。
今回の「整備計画」は17年度に改正された廃棄物処理法基本方針に則り、廃棄物処理施設整備事業のより一層の計画的な実施を図るため、できる限り廃棄物の発生を抑制するとともに、廃棄物となったものについては「再使用」、「再利用」、「熱回収」の順に循環的な利用の推進を図るとした「廃棄物処理の3R化の推進」などを基本理念として策定された。
また、24年度末までの目標として、一般廃棄物最終処分場の残余年数を19年度の水準に維持すること、ごみのリサイクル率を19年度の20%から25%に引き上げること、ごみ減量処理率を19年度の98%からほぼ100%にしてごみの直接埋立を原則廃止すること−−などの内容が盛り込まれている。【環境省】