一般財団法人環境イノベーション情報機構
「諸外国におけるSAICM実施状況に関するセミナー」 開催へ
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2008.02.19 【情報源】環境省/2008.02.08 発表
環境省が事務局を務めるSAICM(国際化学物質管理戦略)(注)関係省庁連絡会議は、平成20年3月12日 東京・千代田区の富国生命ビルで「諸外国におけるSAICM実施状況に関するセミナー」を開催すると発表した。諸外国におけるSAICM対応の現状に関する知見を収集するとともに、これを広く一般に情報提供し、関係者間の情報交換・意見交換を行うためのもの。
セミナーは、化学物質関連法の見直しにおけるSAICMの実施及び進捗状況について国連環境計画(UNEP)SAICM事務局からSAICMの概要に関する説明と環境省環境保健部から化審法の見直し状況について発表がなされるほか、SAICM国内実施計画の策定にあたっての教訓として、スウェーデン、タイ及びカナダの行政担当者等から発表がなされる予定。
また、参加者等によるパネルディスカッションも開催される予定。
セミナーは公開で実施される。傍聴希望者は財団法人地球環境戦略研究機関「諸外国におけるSAICM実施状況に関するセミナー」傍聴受付係宛に、ホームページ上の申込みフォーム(http://www.iges.or.jp/jp/news/event/080312saicm/)又はFAX(046-855-3809)により平成20年3月7日必着で申し込むことが必要。なお、傍聴は無料。【環境省】
(注)SAICMは、06年2月にアラブ首長国連邦で開催された「国際化学物質管理会議(ICCM)」で国際合意された文書。2020年までに、化学物質が健康・環境への影響を最小化する方法で生産・使用されるようにすることを目標に据えつつ、科学的なリスク評価に基づくリスク削減、予防的な取組み、有害化学物質に関する情報の収集・提供、各国の化学物質管理体制整備、途上国に対する技術協力−−などの取組みを進めることを定めている。