一般財団法人環境イノベーション情報機構
国内初 非接触給電ハイブリッドバスが羽田空港で運行
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2008.02.08 【情報源】国土交通省/2008.02.06 発表
(独)交通安全環境研究所を中核的研究機関として産官学連携の「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」を実施している国土交通省は、プロジェクトの対象車種の一つである非接触給電ハイブリッドバス(車両の開発は日野自動車(株))が、日本空港ビルデング(株)、京浜急行バス(株)、羽田京急バス(株)の協力を得て、2月15日より羽田空港のターミナル間の無料連絡バスとして実際に運行すると発表した。非接触給電ハイブリッドシステムは、路面等に埋め込んだ給電装置から電磁誘導により、非接触(充電用のコード等を用いない)で車両側のバッテリーに急速に大量充電するもの。 外部から充電することにより、電気駆動の割合を増やし、排出ガス低減性能・燃費性能が格段の向上が見込まれている。
運行は2週間程、その間に環境性能、操作性、乗り心地等についてデータが収集され、今後の車両の改良等に活用される予定。【国土交通省】