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環境ニュース[国内]

エネルギー安全保障と気候変動に関する主要経済国会合 第2回会合開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.02.05 【情報源】環境省/2008.02.05 発表

 平成20年1月30日、31日の両日「第2回エネルギー安全保障と気候変動に関する主要経済国会合」がハワイ・ホノルルの東西センター内で開催され、日本から西村内閣官房参与をはじめ、環境省、外務省、財務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省の各省が出席した。
 平成19年12月のバリ会議においてバリ行動計画が採択されたことを受け、主として、国連交渉プロセス、特にバリ行動計画に主要経済国プロセスはいかに貢献できるかにつき議論が行われた。その結果、長期目標、中期の国別計画、セクター別アプローチ、技術開発等に関し率直な意見交換が行われた。
 会議の末、日本政府代表団の評価として、主要経済国会合(MEM)参加国が共有できる長期目標が如何なるものであるかについて、複数の具体例を基に率直な議論が行われ、各国の理解が深まった。また、国別の中期計画については、バリ行動計画を共通の出発点として、2013年以降の枠組みのあり方を念頭に議論することを通じ、意見の一致には至らなかったが、今後いかにバリ行動計画を具体化させていくかについて、一定の方向性が示されたとしている。
 さらに、セクター別アプローチについて、これまで以上に具体的な議論が行われ、この点と、革新的技術の開発が重要であるとの我が国の主張が、技術ワークショップ(WS)の開催等を通じ、広く浸透してきていることが感じられたとし、日本は、G8議長国として、北海道洞爺湖サミットにおいて国連の交渉プロセスに弾みをつけるような成果を目指すこととしており、このMEMプロセスについても、国連の交渉プロセスに貢献していくよう、積極的に協力・参加していきたいとしている。
 なお、今後の予定については、20年5月に次回MEMをフランスで開催することが決定された。それに先立ち、20年3月に日本において、MEMの取り進め方についての事務レベルの意見交換を行うことが有意義であるとの合意が為された。また、同じく3月に、日本でWSを開催することとなった。【環境省】

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