一般財団法人環境イノベーション情報機構
ラムサール条約に関する国別報告書案への意見募集を開始
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2008.01.28 【情報源】環境省/2008.01.25 発表
環境省は、2008年10月28日〜11月4日に韓国の昌原(チャンウォン)で開催される「ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)第10回締約国会議」に向け、同条約事務局から提出が求められている日本の国別報告書案をまとめ、この案について08年2月23日まで意見募集を行うことにした。意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。
今回の国別報告書は、02年の第8回締約国会議で採択された「03−08年戦略計画」に対応し、各締約国が実施した行動について、条約事務局から提示されている質問に回答する形式で提出することとなっている。
条約事務局からの質問項目は(1)制度上の情報:管理当局の組織、担当窓口、連絡先等、(2)実施状況の概要:国内実施状況の概要や将来に向けての提案、(3)指標質問及び実施に係る追加情報(条約実施戦略の進捗状況の指標となる回答選択式質問及び自由記載の追加情報)−−など。
今回の意見募集の結果を反映させた日本の最終的な国別報告書は、08年3月中にまとめられ条約事務局に提出予定。同事務局は第10回締約国会議の中で、各国の分析結果を報告することになっている。【環境省】