一般財団法人環境イノベーション情報機構
FTD燃料を使用した車両の公道走行試験を開始へ 次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.12.04 【情報源】国土交通省/2007.12.04 発表
(独)交通安全環境研究所を中核的研究機関として産官学連携の「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」を実施している国土交通省は、FTD燃料(注)を既存のディーゼル車に使用した公道走行試験を平成19年12月4日から平成20年3月まで実施すると発表した。「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」では、FTD燃料を使用するトラック(FTDトラック)の開発を進めている。車両の開発は、公募により選定されたトヨタ自動車(株)、FTD燃料の製造は、昭和シェル石油(株)が実施している。
今回の試験は、FTD燃料を既存のディーゼル車に使用し、愛知県豊田市周辺やトヨタ事業所間(本社〜東富士研究所)を走行する。
この公道走行試験の目的は、冬季を含む長期にわたりFTD燃料が既存のディーゼル車に使えることを実証するためのものであり、燃料噴射系部品等への影響を調査するもの。【国土交通省】