一般財団法人環境イノベーション情報機構
山梨県笛吹市など、2市町村のバイオマスタウン構想を公表
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2007.11.27 【情報源】農林水産省/2007.11.26 発表
農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に応募のあった構想書のうち、2市町村の取組み内容を平成19年11月26日付けで公表した。「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
今回の公表は22回目にあたり、新規構想書が公表されたのは、山梨県笛吹市、京都府京丹後(きょうたんご)市。
このうち、京都府京丹後市の構想は、地球温暖化防止に向けて地域バイオマス利活用を軸とした産業振興による地域づくりを推進するため、廃棄物からエネルギーを作り出すバイオガス発電や廃食用油のBDF化、さらに木質バイオマスのマテリアル変換でプラスチック化事業に取り組み、循環環境都市の実現を目指すもの。
また、北海道厚沢部町については、平成18年9月28日に公表した構想をさらに具体化、加速化させるために、改訂することを公表した。
なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は104となった。【農林水産省】