一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成19年度「食品リサイクル推進環境大臣賞」決定
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2007.10.18 【情報源】環境省/2007.10.18 発表
環境省は平成19年10月18日、平成19年度の「食品リサイクル推進環境大臣賞」の受賞者を発表した。「食品リサイクル推進環境大臣賞」は、食品関連事業者等による食品循環資源の再生利用等に関する優れた取組を表彰することで、さらに取組を促進し、普及拡大を図り、循環型社会の形成を推進するため、19年に創設された賞。
19年9月4日から9月27日まで、募集を行ったところ57件の応募があった。審査委員会が10月9日に最優秀賞1件、優秀賞2件、奨励賞5件、計7件の受賞者を選考したもの。
最優秀賞には、食品資源を活用した地域循環型農業の構築に取り組んだ、愛知県経済農業協同組合連合会、優秀賞には完全循環型食品リサイクルに取り組んだ、株式会社アグリガイアシステム及び弁当・調理パン業界における食品廃棄物の発生抑制の推進と食品リサイクルへの先行取組の株式会社サンデリカ、奨励賞には『食品廃棄物の堆肥化、飼料化(エコフィード)、および再生堆肥のバイオマス燃料化に取り組んだ、國分農場有限会社、小田急グループにおける食品ループリサイクルに取り組んだ株式会社小田急ビルサービス、副産物としての食パン耳を主原料とした新規スナック菓子を開発した、株式会社末広製菓、メタン発酵施設及びおから乾燥施設による食品廃棄物の再資源化及び環境共生型農園による堆肥化と安全・安心な野菜づくりに取り組んだ、生活協同組合コープこうべ、持続可能な地域社会を目指した特定非営利活動法人伊万里はちがめプラン
なお、最優秀賞受賞者は、「平成19年度食品リサイクル推進環境大臣賞標章」の使用権が与えられる。【環境省】