３Ｒ推進マイスター　新たに５２名に委嘱

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2007.10.17 【情報源】環境省／2007.10.16 発表

　環境省は、平成１８年６月に成立した「改正容器包装リサイクル法」にもとづく、容器包装廃棄物の３Ｒ（注１）の推進者「３Ｒ推進マイスター（正式名称は容器包装廃棄物排出抑制推進員）」第１陣１７名の委嘱を１９年５月３０日に実施したところだが、この程新たに５２名に委嘱することを決めた。
　今回委嘱されるのは、都道府県、政令指定都市及び地方環境事務所から推薦されたＮＰＯ法人の役員、大学教員（非常勤を含む）、団体役員・職員、市民団体役員など、地域のオピニオンリーダーとして活躍している方々で、地域の実情を踏まえ、容器包装廃棄物の３Ｒの普及啓発をきめ細やかに展開することを目的としている。
　改正容リ法には、容器包装を一定量以上利用する事業者に対する排出抑制取組み状況報告の義務付けなどのほか、環境大臣が委嘱する「３Ｒ推進マイスタ−」が排出抑制の取組み調査や消費　環境省では今回「マイスタ−」に委嘱された５２名に対して、国、地方自治体、市民団体等の依頼に基づき、スケジュールが許す範囲で、容器包装廃棄物の３Ｒに関する講演、シンポジウムのパネリストとしての出席、その他活動（出前講座等）を行い、３Ｒ推進に係る普及活動を広く行うことを期待している。
　また、「３Ｒ推進マイスタ−」のメッセージを広報するためにウエッブ上に「３Ｒ推進マイスタ−」のページを設置し逐次情報を提供していくとしている。
　なお、今回の委嘱に際しては、平成１９年１０月１８日に福岡県・小倉で開催される「全国ごみ不法投棄監視ウィークシンポジウム」の中で「３Ｒ推進マイスター」の委嘱式を開催し、環境大臣から委嘱予定者に対して委嘱状を授与する予定。【環境省】

（注１）３Ｒは廃棄物の発生抑制（リデュース）、資源・製品の再使用（リユース）、再生利用（リサイクル）のこと。