一般財団法人環境イノベーション情報機構
圏中道(首都圏中央連絡自動車道)建設計画の環境影響評価書に対し環境大臣意見書を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2007.09.19 【情報源】環境省/2007.09.19 発表
環境省は、一般国道468号 首都圏中央連絡自動車道(大栄〜横芝)に係る環境影響評価書について、平成19年9月19日付けで国土交通省等(注1)に対し、環境影響評価法に基づき、希少魚類の生息環境の保全についての配慮を求める環境大臣意見を提出した。一般国道468号 首都圏中央連絡自動車道の一部は、谷津田(注2)及びそれを取り巻く樹林地を通過し、谷津田周辺の湧水が流れる水路等には希少魚類のホトケドジョウが生息するため、その生息環境の保全のための適切な措置を実施するよう求める。具体的には(1)ボーリング調査等を行い、工事による湧水への影響を把握、必要に応じて適切な措置を講ずること。(2)工事に係る湧水対策及び盛土区間のボックスカルバート等の設置については、構造、規模等について十分検討し、適切に対応すること。(3)施工後にホトケドジョウの生息状況を調査し、必要に応じて適切な措置を講ずること。−−の3点
今後は、都市計画決定権者である千葉県知事(注2)に対して、国土交通大臣等からこの環境大臣意見を勘案した意見が述べられることとなる。【環境省】