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環境ニュース[国内]

「美しい星50」に支持を得る エコアジア2007開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2007.09.11 【情報源】環境省/2007.09.08 発表

 2007年9月8日から、福岡県福岡市で開催されていた「第15回アジア太平洋環境会議(エコアジア2007)」は、その議論の成果を議長総括としてまとめ、閉幕した。
 エコ・アジアは、アジア・太平洋地域の環境大臣などが自由に意見交換を行い、政策対話を進めていくことを目的とした会議で、1991年以降これまでに14回開催されている。
 今回の会議にはアジア・太平洋地域の17か国の環境大臣等、国連機関・国際機関11機関の代表者らが参加。(1)廃棄物管理に関する地方及び国の国際協力、(2)アジアにおける気候変動対策のための地域協力−−の2テーマによる討議セッションが実施された。
 このうち、(1)では、アジア太平洋の各国及び地域全体で循環型社会を構築していくことの重要性が広く認識された。また、それに向けて地域におけるビジョンづくりを念頭においた3Rに関する政策対話、政策・技術情報や優良事例の普及等を、地域協力によって一層推進していくことの必要性について一致した。
 (2)については、国際的な議論への貴重なインプットとして、安倍首相の提唱する「美しい星50」に対する支持が得られた。また、低炭素社会の構築に向けての協力した取組みや、公害対策の分野での対策を講じながら気候変動対策に取り組むコベネフィット・アプローチの地域での実施が合意され、日本政府提案の「アジア太平洋コベネフィット・イニシアティブ」が歓迎された。−−などが議長総括に盛り込まれた。
 また、エコアジア開催にあわせ、福岡市主催の「エコアジア2007開催記念環境シンポジウム」が9月7日(金)に福岡国際会議場で開催された。【環境省】

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