新たに１３社が名乗り　「１人１日１ｋｇのＣＯ２削減」応援キャンペーン

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.09.07 【情報源】環境省／2007.09.04 発表

　政府が進める温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス６％」事務局が募集を始めた、「１人１日１ｋｇのＣＯ２削減」応援キャンペーンの協賛企業に、新たに５社が平成１９年９月４日までに参加を申し出た。
　このキャンペーンは、安倍首相が提案した新たな国民運動「１人１日１ｋｇのＣＯ２削減（注１）」の一環として実施されるもので、「チーム・マイナス６％」内特設サイトで、温暖化防止の取組みへの「私のチャレンジ宣言（注２）」を行った人に対し、協賛企業が商品の割引、ポイント還元率アップなどのサービスを行うとしている。
　今回協賛企業への参加を申し出た１３社は、NPO法人環境リレーションズ研究所、関西国際空港株式会社、九州旅客鉄道株式会社、太陽石油株式会社、東京空港交通株式会社、東芝グループ、南海電気鉄道株式会社、西鉄イン（西日本鉄道株式会社）、西鉄バス（西日本鉄道株式会社）、社団法人日本自動車工業会、日本マクドナルド株式会社、マルシェ株式会社、医療法人わかば会俵町浜野病院
　このうち、日本マクドナルドのサービスは、トレイマットに本キャンペーンの告知等をするとともに、「私のチャレンジ宣言カード」を提示する来店者に対し、１部の商品を特別価格で提供するもの。【環境省】

（注１）安倍首相が１９年５月に発表した気候変動に関する日本の新戦略「美しい星５０」の中に盛りこまれている。「美しい星５０」は、（１）２０５０年までに、世界全体の温室効果ガスの排出量を半減させることを目標とした革新的技術の開発と、環境に調和したライフスタイル・社会システムづくり、（２）京都議定書が規定していない２０１３年以降の気候変動対策の国際的な枠組みづくりに向けての提案、（３）「１人１日１ｋｇの温室効果ガス削減」を目標とした国民運動の展開−−の３点を包括的な政策として示したもの。
（注２）特設サイトでは、日常生活の中で実践できる３７の温暖化防止の取組みとその取組みを実行した場合の１人１日分のＣＯ２排出削減量が示されており、自分が挑戦しようと思う内容を選択し、実施を宣言すると、宣言した取組みの一覧とＣ０２の合計削減量が登録者の「宣言カード」として表示される仕組みになっている。「宣言カード」は自分のパソコンや携帯電話に保存することが可能。【環境省】