一般財団法人環境イノベーション情報機構
19年度環境技術実証モデル事業「湖沼等水質浄化技術分野」の対象技術として3件を採択
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.09.05 【情報源】環境省/2007.08.31 発表
環境省が進める「環境技術実証モデル事業」で、湖沼等水質技術技術の平成19年度実証評価機関を務める社団法人日本水環境学会は、実証試験の対象となる湖沼等水質浄化技術を、この程決定した。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う環境省の事業。
湖沼等水質浄化技術分野の実証試験は流入汚濁負荷の削減だけでは水質改善が難しい湖沼等の閉鎖性水域において、水中、底泥等に蓄積した汚濁を直接浄化するため、または、汚濁負荷の内部生産を抑制するための技術分野が対象。
今回採択された技術はあわせて3件で、(株)サリックの「高効率オゾン・高濃度酸素溶解処理」、(有)パイプ美人の「浄化藻床樋による自然浄化工法」及び(有)アクアラボの「アオコ抑制方法・アオコ制御のための施工装置」だった。
これら3技術については、実証対象技術ごとの実証試験計画が策定された後、順次実証試験が開始される予定だ。【環境省】