気象庁の２０年度予算概算要求　気候変動・地球環境対策で１億８，０００万円要求

　気象庁は、平成２０年度の同庁の予算概算要求の内容を１９年８月２９日付けで公表した。
　２０年度の気象庁概算要求のうち、一般会計予算の要求額は前年度予算額より約１０％増加した６３７億４，５００万円、空港整備特別会計を含む要求総額は同約８％増の７４０億２，７００万円となっている。
　要求の主要事項となっているのは、（１）台風・集中豪雨対策などの強化、（２）地震・津波対策の強化、（３）気候変動・地球環境対策の強化－－の３点で、このうち気候変動・地球環境対策の強化については、（１）異常気象への対応のための海洋変動監視予測情報の提供、（２）地球温暖化対策のための大気環境観測機能の強化－などの事業について、１億８，０００万円（前年度予算：１億３，７００万円）が要求されている。【気象庁】