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環境ニュース[国内]

「安全で安心な水利用」と「世界の水問題解決に向けた行動」を特集 19年版「日本の水資源」

環境行政 行政資料】 【掲載日】2007.08.01 【情報源】国土交通省/2007.08.01 発表

 国土交通省は平成19年版「日本の水資源」の内容を19年8月1日に同省ホームページに掲載した。
 「日本の水資源」は日本の水需給や水資源開発の状況、今後対応すべき水資源に関する課題をとりまとめた報告で、19年版は「安全で安心な水利用」と「世界の水問題解決に向けた新たな行動」を特集記事として掲載している。
 このうち、「安全で安心な水利用」については、気候変動などに伴う渇水リスク、震災・事故発生時の水利用に関するリスク、水質に関わるリスク−−という3つのリスクとその対応事例を整理するとともに、国家戦略として、長期的に総合的水資源マネジメントを推進する必要があることを指摘している。
 また「世界の水問題解決に向けた新たな行動」については、国連ミレニアム開発目標(注1)、06年3月にメキシコ市で開催された「第4回世界水フォーラム」、アジア・太平洋水フォーラム(注2)、国連「水と衛生に関する諮問委員会」などでの世界の水問題解決に向けた取組みを紹介している。【国土交通省】

(注1)00年9月に国連ミレニアム・サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」と1990年代に主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合したもので、2015年までに国際社会が達成すべき8つの大目標と各目標の下での18の具体的なターゲット、48の指標が提示されている。水と衛生に関しては「環境の持続可能性の確保」という大目標の下で、「安全な飲料水・衛生設備を利用できない人口を半減する」というターゲットが掲げられている。
(注2)06年3月にメキシコで開催された「第4回世界水フォーラム」の準備期間中に構想され、「第4回世界水フォーラム」で設立が宣言された組織。

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