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環境ニュース[国内]

ヨーロッパ南東部で異常高温続く 07年7月18〜24日

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.07.30 【情報源】気象庁/2007.07.27 発表

 2007年7月18〜24日の7日間、ルーマニアやブルガリアなどのヨーロッパ南東部で異常高温が続き、各国で死者を含む被害が報じられたという内容を、気象庁が07年7月27日に発表した。
 22日以降には、ルーマニアのブカレストで40.7℃、ギリシャのアテネで41.0℃、24日にもブルガリアのソフィアで39.8℃、セルビアのベオグラードで43.2℃となる日最高気温を記録。
 特にブカレストでは、18日頃から日最高気温が平年より10℃以上高い日が続き、7月の平均気温は1971年以降の最高記録となる可能性が大きいという。
 気象庁によると、この異常高温は、アフリカ大陸方面からヨーロッパ南部に暖かい南西風が吹き込んだことと、晴れた日が続いたことが原因。また、イタリアやギリシャではフェーン現象(注1)も重なっていると見られている。
 なお、ヨーロッパ南部では07年6月下旬にも、同じような気圧配置が発生し、イタリアやギリシャで日最高気温が45℃前後に達する高温に達したことがあった。【気象庁】

(注1)湿った空気が山を越える際に水蒸気を失い、乾いた暖かい風となって吹き降りる現象。

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