一般財団法人環境イノベーション情報機構
「西表石垣国立公園」への改称、「丹後天橋立大江山国定公園」の新規指定を実施へ
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2007.07.23 【情報源】環境省/2007.07.23 発表
「西表国立公園」から「西表石垣国立公園」への改称が平成19年8月1日に、「丹後天橋立大江山国定公園」の新規指定が19年8月3日に、実施されることになった。「西表石垣国立公園」への改称は、従来の「西表国立公園」に、石垣島北部の陸域7,022ヘクタールと島周辺の海域約1万4,500ヘクタールを編入することに伴い、実施されるもの。
陸域では、カンムリワシなどの希少種も生息するラムサール登録湿地・名蔵アンパルなど、海域では石垣島周辺のサンゴ礁海域の大部分が編入された。また海域の編入区域のうち、平久保、川平石崎、米原、白保の4地区は海中公園地区として指定される。
一方、「丹後天橋立大江山国定公園」は、国内56番目の国定公園として17年ぶりに新規指定されるもの(注1)で、指定区域には日本3景の1つ・天橋立や、近畿地方有数のブナ林、元伊勢内宮・外宮の社寺と境内林を擁する大江山連峰が含まれる。
なお今回の名称変更・新規指定により、日本の国立公園の面積は、国土面積の5.49%にあたる207万4,858ヘクタール、国定公園の面積は同3.60%にあたる136万1,534ヘクタールとなる。【環境省】
(注1)国定公園の新規指定は、平成2年の暑寒別天売焼尻国定公園以来。