一般財団法人環境イノベーション情報機構
「疏水の価値もっと知って」 「『疏水のある風景』写真コンテスト2007」を実施へ
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2007.07.04 【情報源】農林水産省/2007.07.03 発表
農林水産省、全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)、疎水ネットワークは、身近にある疏水の価値や多様な機能を広く知ってもらうために、「『疏水のある風景』写真コンテスト2007」を実施する。疎水はかんがい、給水、舟運、発電などの目的で、新たに土地を切り開いて設けた水路のこと。用途としては農業用水の供給目的で設置されたものが多く、全国で約40万キロメートルにも及ぶ。これらの疎水は本来の設置目的以外にも、生態系保全や景観形成など多くの役割を受け持っているが、近年は農村地域の過疎化・高齢化により、従
来のような地域共同作業による管理が難しくなってきている。
今回のコンテストの募集作品は、農業用水路などを含めた農村景観・農業用水利施設を保全する人々、同施設の四季などを題材として扱った写真のうち、05年以降の撮影で未発表のものが対象になっている。ただしテーマは自由。
応募する場合は、画題、住所、氏名、年齢、職業、連絡先、撮影日、撮影場所、疎水および施設の名称(不明の場合は各都道府県の農林部局や県水土里ネットに応募前に照会しておくことが必要)を自作の応募票に明記した上で07年10月10日(当日消印有効)までに送付することが必要。
応募作品は07年10月に写真家の織作峰子氏を委員長とする委員会で審査し、入賞作品(最優秀省1点、優秀賞2点、特別賞(仮称)1点、農林水産省農村振興局長賞1点、全国土地改良事業団体連合会長賞1点、入選30点)を決定。07年11月に石川県で開催される「疎水サミット」、ウエッブサイト「疏水名鑑」などで紹介する予定。
応募作品の送付、問い合わせは、全国水土里ネット「疏水のある風景」写真コンテスト係(住所:〒102−0093東京都千代田区平河町2−7−4砂防会館2階、電話番号:03−3234−5480、FAX番号:03−3234−5670、電子メールアドレス:sosui@inakajin.or.jp)まで。【農林水産省】