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環境ニュース[国内]

外務省が北海道洞爺湖サミット準備事務局を設置

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.07.02 【情報源】外務省/2007.07.02 発表

外務省は2007年7月1日付けで、08年に北海道洞爺湖で開催されるG8サミット「北海道洞爺湖サミット」の準備事務局を同省大臣官房に設置するとともに、深田博史事務局長(前国際協力局審議官)ほか、約20名のスタッフの人事発令を行った。
 同事務局は、北海道洞爺湖サミットと、京都で開催されるG8外相会合についての設営・運営業務全般を担うことになっており、翌2日には、麻生外務大臣立合いの下、同事務局の開設式も行われた。
 なお、07年にドイツのハイリゲンダムで開催されたG8サミット「ハイリゲンダム・サミット」では、安倍首相が提案した気候変動問題に対する日本の新戦略「美しい星50(注1)」を軸に議論が行われた結果、世界全体の温室効果ガス排出量を、2050年までに半分以上削減することを真剣に検討することを盛りこんだ「議長総括」が採択されており、安倍首相は07年6月20日に3省(環境省、外務省、経済産業省)主催で開催された、地球温暖化問題に関するハイリゲンダム・サミット報告会に出席した折に、「北海道洞爺湖サミットでは、今回のサミットでの温暖化に関する合意を礎として、さらに大きな弾みのつくサミットにしたい」と、気候変動対策に関する抱負を語っていた。【外務省】

(注1)「美しい星50」は、(1)2050年までに、世界全体の温室効果ガスの排出量を半減させることを目標として、革新的技術の開発と、環境に調和したライフスタイル・社会システムづくりに日本が積極的に取組み、その成果を「日本モデル」として世界に発信すること、(2)京都議定書が規定していない2013年以降の気候変動対策の国際的な枠組みを、経済発展と両立可能で、各国の削減能力・事情に配慮した柔軟で多様性のある内容とし、全主要排出国の参加が得られるものとすること、(3)07年度中に京都議定書目標達成計画を見直し、「1人1日1キログラムの温室効果ガス削減」を目標とした国民運動を新たに日本国内で展開していくこと−−の3点を包括的な政策として示したもの。

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