一般財団法人環境イノベーション情報機構
19年度補助対象 荷主企業と物流事業者が協働して取組むCO2出削減事業の第2次募集実施へ
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.06.25 【情報源】国土交通省/2007.06.25 発表
グリーン物流パートナーシップ会議は、荷主企業と物流事業者が平成19年度に協働して取組むCO2出削減事業の提案に関する第2次募集を、19年7月2日(から31日(17時必着)まで実施する。この会議は、荷主企業と物流事業者の協働による物流分野でのCO2排出削減策を強化するため、経済産業省、国土交通省、(社)日本ロジスティクスシステム協会、(社)日本物流団体連合会、(社)日本経済団体連合会らが連携し17年4月に設置した組織。
今回募集する事業は、荷主企業と物流事業者の協働により実施される物流の改善策で、CO2排出量削減が確実に見込まれる事業のうち、(1)新規性がある事業(モデル事業)、(2)普及が望まれる事業(普及事業)の2タイプ(注1)。
「モデル事業」として採択されると、経済産業省の補助制度「グリーン物流パートナーシップモデル事業費補助金」により、1事業あたり1億円を上限として補助対象事業経費の2分の1が補助され、「普及事業」として決定されると、NEDO技術開発機構の補助制度「エネルギー使用合理化事業者支援事業」により、1事業あたり5億円を限度として、対象事業経費の3分の1が補助される。
提案を行う場合は、所定の様式に従い申請資料を作成の上、朱書きで「モデル事業提案書在中」または「普及事業提案書在中」を記入し、経済産業省・国土交通省の担当窓口(注2)宛まで持参または送付することが必要。【国土交通省,経済産業省】
(注1)このほかに、物流効率化事業の問題点解決に向けた調査事業(ソフト支援事業)が19年度に実施されるが、この分野の第2次募集は行わない。
(注2)経済産業省各地方経済産業局、国土交通省各地方運輸局物流課および神戸運輸監理部企画課。詳細は募集要項参照のこと。