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環境ニュース[国内]

2050年までの世界の温室効果ガス排出量半減などで合意 第16回日・EU定期首脳協議

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2007.06.06 【情報源】外務省/2007.06.06 発表

「G8ハイリゲンダム・サミット」を翌日に控えた2007年6月5日(日本時間6日未明)、ドイツのベルリンで、安倍首相とEU議長国であるドイツのメルケル首相の出席の下に、第16回日・EU定期首脳協議が開催された。
 今回の協議では、ハイリゲンダム・サミットでも主要議題になるとみられる気候変動・エネルギー問題や、日・EU関係、WTO、アフリカ開発支援、国際情勢などが話し合われ、その成果が共同記者声明として発表された。
 このうち、気候変動・エネルギー問題に関しては、安倍首相が「世界全体の温室効果ガス排出量を2050年までに半減する」という長期目標を設定し、その達成手段として革新的技術の開発と低炭素社会の実現を目指すとする気候変動問題に対する日本の新提案「美しい星50」の内容を紹介したことに対し、メルケル首相がこれを歓迎。
 共同記者声明には、(1)2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を半減またはそれ以上削減することで、日・EUの意見が一致したこと、(2)京都議定書に規定されていない2013年以降の気候変動対策の枠組みづくりをする際に、温室効果ガス主要排出国の参加が確保できるよう、日・EU双方が指導力を発揮すること、(3)
日・EUがともに、温室効果ガス排出削減・エネルギー効率向上のための技術開発・移転の重要性を認識し、エネルギー安全保障に関する協力を強化すること−−などの内容が盛りこまれた。【外務省】

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