一般財団法人環境イノベーション情報機構
千葉、埼玉、東京、神奈川のスモッグ気象情報を改善 1時間ごと、地域単位の情報提供を開始へ
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.06.01 【情報源】気象庁/2007.05.31 発表
気象庁は、千葉、埼玉、東京、神奈川の4都県を対象に、新手法による精度の高いスモッグ気象情報の提供を、平成19年6月11日から開始する。光化学スモッグが発生しやすい気象状況が予想される場合に、気象庁・各地の気象台は従来から、スモッグ気象情報として発表するとともに、都道府県への通知を行っていた。しかし、従来のスモッグ気象情報は統計的予測手法によるものだったため、予想
範囲は都府県の広さ、予想期間は発表時点から発表当日の夕方までのおおまかなものとなっていた。
11日から提供が開始されるスモッグ気象情報は、環境省と対象となる4都県の観測データと、気象庁のメソ数値予報モデル(注1)を活用したもので、都府県内を数地域に細分化し、1時間ごとに光化学スモッグが発生しやすい気象状態になるかどうかを情報提供することが可能となっている。【気象庁】
(注1)気象庁が防災気象情報を作成するために導入している気象の数値予測モデル。