一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

2県4地域を漂流・漂着ゴミ調査のモデル地域に追加選定

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2007.05.25 【情報源】環境省/2007.05.25 発表

 環境省は、2007年度からスタートさせた「漂流・漂着ゴミ国内削減方策モデル調査」の対象地域に、2県の4地域を追加したことを07年5月25日付けで発表した。
 このモデル調査は、(1)外国からのゴミ漂着が多い地域、(2)2次災害が懸念される医療系廃棄物の漂着が多い地域、(3)漂着ゴミの処理・運搬に支障がある離島−−などで、海岸清掃と漂着物の分類調査、分類結果の詳細解析を行い、漂流・漂着ゴミの実態を把握するとともに、発生源対策、効果的な清掃・運搬・処理手法の検討をめざすもの。
 今回モデル地域に選定されたのは、山形県酒田市の「飛島西海岸」と「庄内海岸(赤川河口部周辺)」、熊本県上天草市の「樋島(ひのしま)海岸」、同県苓北町の「富岡海岸」。
 これらの地域では、すでに調査対象地域に選定されている海岸(注1)とともに、07年9月以降に、年度内3回程度をめどに、海岸清掃と漂着物の分類調査が実施される予定。【環境省】

(注1)石川県羽咋市の「羽咋(はくい)・滝海岸」、福井県三国町の「梶地先海岸」、三重県の「答志島(とうしじま)」、長崎県対馬市の「越高海岸」と「志多留(したる)海岸」、沖縄県石垣島の「吉原海岸〜米原海岸にかけての地域」、同県西表(いりおもて)島の「住吉海岸〜星砂の浜〜上原海岸にかけての地域」。なお、これらの選定地域以外に、瀬戸内海地域で船による海底ゴミ調査も実施される予定。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク