一般財団法人環境イノベーション情報機構
07年の環境月間の行事を紹介 エコライフ・フェアでは深刻化する温暖化の状況を展示へ
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2007.05.21 【情報源】環境省/2007.05.21 発表
環境省は2007年6月の環境月間に実施する「エコライフ・フェア2007」をはじめとする各種の行事の内容を07年5月21日に公表した。「エコライフ・フェア」は6月の環境月間に同省が開催する主要行事の1つで、例年、行政、企業、民間団体がそれぞれ出展し、多彩な分野の環境保全への取組みや最新技術、環境に配慮したライフスタイルなどを親しみやすく展示している。
07年は6月2・3日の両日、26の企業・団体、34のNGO/NPOの出展により、東京都渋谷区の代々木公園ケヤキ並木、イベント広場で開催予定。
環境省のブースでは「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の最新の科学的知見をもとに、深刻化する温暖化について理解を深めるための展示が行われるほか、07年から始まった「全国ごみ不法投棄監視ウィーク(注1)」の趣旨に関する呼びかけが行われる。また、フェア運営に使用する電力の一部をバイオディーゼル燃料発電や太陽光発電で賄うなど環境に配慮した運営を進める。
同じく6月2・3日には横浜みなとみらい21地区・横浜赤レンガ倉庫広場でも低公害車を一同に集めた「エコカーワールド2007」が開催される。
このほかにも、環境月間期間中、関係府省庁、都道府県などの主催による行事が全国的に展開されることになっている。【環境省】
(注1)07年2月に開催された「廃棄物対策に関する関係省庁連絡会議」第1回会議で、5月30日(ごみゼロの日)から6月5日(環境の日)までを「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」とし、関係省庁、自治体の連携の下で監視パトロール、啓発活動などの取組みを進めることが了承された。