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環境ニュース[国内]

石川県が「石川県ヒラメ・沿岸性カレイ類資源回復計画」を作成

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.05.02 【情報源】水産庁/2007.04.27 発表

 石川県は同県所管海域のヒラメ・沿岸性カレイ(マガレイ、ムシガレイ、ヤナギムシガレイ)についての「資源回復計画」を作成し、2007年4月27日付けで公表した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 石川県所管海域のヒラメは、1993年の300トンをピークに減少を続けているほか、沿岸性カレイ類も97年の500トンをピークに減少を続けている。
 今回の「資源回復計画」は、2011年時点までを計画期間として設定。11年時点のヒラメの漁獲量を過去20年の平均である177トンに、沿岸性カレイ類の漁獲量を10年間の平均である385トンに維持することを目標としている。
 またこの目標を達成するために資源回復措置としては、(1)全長25セントメートル未満のヒラメの再放流によるヒラメ若齢魚の保護、(2)ごち網、刺網漁業、底びき網漁業での漁具の工夫などによる沿岸性カレイ類の保護、(3)ヒラメの種苗放流継続−−などを行うとしている。【水産庁】

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