一般財団法人環境イノベーション情報機構
CO2固定化技術など対象に 重要技術の普及策を示す「技術戦略マップ2007」を策定
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.04.24 【情報源】経済産業省/2007.04.23 発表
経済産業省は、総勢約500人にのぼる産学官の協力者の参加により、情報通信、ライフサイエンス、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、ものづくり(製造産業)に関わる25分野の技術について、日本初の「技術戦略マップ」を策定した。このマップは、産学官の研究開発の戦略、内容を検討の基礎資料とするために、重要技術を絞り込み、その技術に必要となる要素技術、技術的課題、普及のための関連施策を一覧的に示したもので、環境・エネルギー分野については、「CO2固定化・有効利用」、「脱フロン対策」、「化学物質総合評価管理」、「3R」、「エネルギー」の各技術分野の技術戦略マップが作成されている。
経済産業省は、このマップを同省の研究開発マネジメントに利用するとともに、産学官の関係者に、研究開発推進、異分野・異業種連携、技術融合などの促進に役立ててもらうことを期待している。
マップは経済産業省ホームページ内から全文が公表されている。また常時、メール(メールアドレス:str@meti.go.jp)による意見募集を行い、継続的な改善を行っていく方針。【経済産業省】