一般財団法人環境イノベーション情報機構
5県の7地域を漂流・漂着ゴミ調査のモデル地域に選定
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2007.04.23 【情報源】環境省/2007.04.23 発表
環境省は、2007年度からの新事業として、5県の計7地域で「漂流・漂着ゴミ国内削減方策モデル調査」を開始することを07年4月23日付けで発表した。このモデル調査は、(1)外国からのゴミ漂着が多い地域、(2)2次災害が懸念される医療系廃棄物の漂着が多い地域、(3)漂着ゴミの処理・運搬に支障がある離島−−などで、海岸清掃と漂着物の分類調査、分類結果の詳細解析を行い、漂流・漂着ゴミの実態を把握するとともに、発生源対策、効果的な清掃・運搬・処理手法の検討をめざすもの。
モデル地域に選定されたのは、石川県羽咋市の「羽咋(はくい)・滝海岸」、福井県三国町の「梶地先海岸」、三重県の「答志島(とうしじま)」、長崎県対馬市の「越高海岸」と「志多留(したる)海岸」、沖縄県石垣島の「吉原海岸〜米原海岸にかけての地域」と同県西表(いりおもて)島の「住吉海岸〜星砂の浜〜上原海岸にかけての地域」。
これらのモデル地域での海岸清掃と漂着物の分類調査は、07年9月以降に、年度内3回程度をめどに実施予定。
なおモデル地域は今後も追加選定される見込み。【環境省】