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環境ニュース[国内]

国際会議「都市化・発展の道筋と炭素の関係」を開催へ

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.03.26 【情報源】国立環境研究所/2007.03.20 発表

 地球温暖化対策に関する国際研究計画「グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)」は(独)国立環境研究所、オーストリアの国際応用システム分析研究所 (IIASA)との共催により、2007年3月28日から30日にかけて、茨城県・つくば市の国立環境研究所で、国際会議「都市化・発展の道筋と炭素の関係」を開催する。
 GCPは、地球規模の炭素循環にかかわる自然科学と社会科学を融合した分析を通じ、国際的な炭素循環管理政策策定に貢献することを目的として、世界気候研究計画(WCRP)をはじめとする4つの国際研究計画の連携組織「地球システム科学パートナーシップ(ESSP)」がスポンサーとなって発足した国際研究計画。05年10月から「都市と地域の炭素管理(URCM)」に関する活動を推進している。
 今回の国際会議は、都市化に伴うエネルギー利用の集約化、人間活動の自然生態系への浸食が世界的なスケールで環境に影響を与えるという問題意識の下、都市と地域の炭素管理、空間分析、統合分析モデルなどに関する研究者、都市化に関する情報収集機関の専門家など、8か国から23名が参加。
 都市化と炭素排出の関係について、「我々が何を知り、何を知らないか」、「どのようなデータや情報が存在するか」、「将来の低炭素都市・地域に何が必要か」を、最新の情報に基づいて議論を行うとともに、この分野の研究者間ネットワークの構築を目指す。【国立環境研究所】

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