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環境ニュース[国内]

仙台火力発電所設備更新計画の環境アセス準備書に対し、環境大臣意見を送付

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2007.03.14 【情報源】環境省/2007.03.14 発表

 環境省は、東北電力(株)が計画している仙台火力発電所(宮城県七ヶ浜町)の設備更新(リプレース)計画に関する環境影響評価準備書に対する環境大臣意見をまとめ、平成19年3月14日付けで経済産業大臣に提出した。
 仙台火力発電所の設備更新計画は、石炭・重油を燃料としている既設発電設備を、より発電効率が高いコンバインドサイクル発電方式による天然ガス火力発電設備に更新するもの。
 今回の環境大臣意見は、京都議定書の目標達成に向け、電力分野の温暖化対策が重要になっていること、工事関係車両の走行による騒音低減の必要があることを踏まえ、(1)仙台火力発電所の稼働率をできる限り高く維持し、東北電力が販売する電力全体の二酸化炭素排出原単位をより低減すること、(2)主要輸送経路沿道の工事中騒音について、必要に応じて更なる環境保全措置を講じること−−を求めた。
 なお事業者である東北電力に対しては、経済産業大臣から環境大臣意見も踏まえた意見が述べられることになる。【環境省】

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