宮崎県日向市での野生鳥類調査、千葉と山口での渡り鳥のウイルス保有状況調査　全検体に異常ないことを確認

　宮崎県日向市の高病原性鳥インフルエンザ発生地周辺で、２００７年２月１日から３日にかけ実施した野生鳥類調査で「全検体が陰性」だったこと、０７年１月に千葉県と山口県で実施した渡り鳥のウイルス保有状況調査で「ウイルスが確認されなかった」ことが、０７年２月１６日付けでの環境省の発表で明らかになった。
　宮崎県日向市の野生鳥類調査は、高病原性鳥インフルエンザ発生地を中心にした半径１０キロメートル以内の範囲で、水鳥のフン１００個、小型陸鳥１０２羽を採取・捕獲し実施したもの。
　また渡り鳥のウイルス保有状況調査は、０７年１月に千葉県習志野市と山口県山口市で、野鳥の気管等の粘膜や血液・計１２７検体を採取して、鳥取大学農学部付属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターで検査したもの。【環境省】