一般財団法人環境イノベーション情報機構
19年度の「アクティブ・レンジャー」を募集
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2007.02.16 【情報源】環境省/2007.02.16 発表
環境省は自然保護官の補佐を行う「アクティブ・レンジャー」の職員募集を、平成17、18年度に続いて19年度も実施することにした。「アクティブ・レンジャー」は国立公園内のパトロールや利用者指導業務などを担う新たな雇用形態の職員で、身分は非常勤国家公務員。
18年度は「世界自然遺産地域の保全強化」、「広大な山岳部・海岸部の保全強化」、「希少種生息地・湿地の保全強化」−−の3テーマに沿って、全国52地区に計65人のアクティブ・レンジャーを配置し、パトロール、調査、利用者指導などの業務を行ってきた。
19年度も18年度の考え方を継承しながら、従来の52地区に、羽幌、八幡平(鹿角)、秋田、飯豊朝日(羽黒)、佐渡、小笠原、中部山岳(平湯)、上信越高原(妙高高原)、雲仙、霧島屋久(えびの)、沖縄南部(那覇)など11地区を加え、全国63地区・80人のアクティブ・レンジャーを配置する予定で、新たに募集するのは計30地区の32人。
(1)大雪山(上士幌)、洞爺湖、知床(ウトロと羅臼)、白神山地(西目屋)、八幡平(鹿角)、飯豊朝日(羽黒)、佐渡、小笠原、富士山(富士五湖)、藤前干潟、後立山・菅平(長野)、上信越高原(万座と志賀高原)、吉野熊野(吉野と熊野)、雲仙、霧島屋久(えびのと屋久島)、阿蘇、やんばる−−の20地区で19年4月から1年間の勤務を行う22人と、(2)羽幌、支笏湖、知床(ウトロ)、川湯、秋田、南アルプス(富士五湖)、中部山岳(立山と平湯)、上信越高原(妙高高原)、沖縄南部(那覇)−−の10地区で春〜秋の6か月間の勤務を行う10人に分けて募集を行う。
募集は、地方環境事務所単位で行われるためし、希望者は勤務を希望する地方環境事務所宛てに応募することが必要。応募受付期間は各地区によって異なるため、各地方環境事務所ホームページ、募集要項などを参照のこと。
応募者に対しては応募書類による一次選考、面接による二次選考が実施される。【環境省】