一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁、海面水温・海流予報を改善 1か月先までの予報を10日ごとに発表へ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.02.01 【情報源】気象庁/2007.02.01 発表
気象庁は平成19年2月28日から、海面水温・海流の1か月先までの変化を予報する「1か月予報」を毎月10日ごと(10日、20日、月末日)に発表することにした。「1か月予報」の実施は、大気モデルの予測値を活用した新しい海面水温予測手法の実用化により可能となったもの。
これまで同庁が実施していた海面水温・海流の予報では、1か月先の予報情報は月1回しか公表されなかったが、「1か月予報」では、10日ごとに1か月先までの海面水温と海流の予報が変動をきめ細かく把握できるようになる。
予報の内容には、海域ごとに海面水温を時系列で示した情報が含まれ、船舶の航路選定や漁船の操業海域・時期選定などにも役立つという。【気象庁】